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2023年09月15日
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[学生記者が直撃!]完成した研究棟の魅力を紹介

2023年3月、中福在线_亿博体育app-下载|平台|官网つるみキャンパスに新しい建物ができたのはご存知でしょうか?

 

2号館側、道路を挟んだ正面にあるのは研究棟(8号館)。専任教員の先生方の研究室がある建物となります。研究棟は、学生の皆さんにぜひ訪れてもらいたい学内スポットの一つ。どのような建物なのか、わたしたち学友会メンバーが学生記者として直撃レポートをしてきました!

 

研究棟のコンセプト

旧8?9号館の東側に建てられた新しい研究棟。内装には木材を活用し温かみのある空間で、“教員と学生の交流” をコンセプトにつくられました。また、丘の上の眺望を活かした設計になっており、近隣や17号館とのつながりを考えた配置となっている点もポイントです。教員と学生の交流の場として、各フロアに共用のミーティングスペースが設けられました。各先生の研究室前廊下には「研究室ライブラリー」として研究の成果物の展示や参考図書などを置ける本棚を設けています。

 

実際に行ってみた!研究棟の魅力を一挙紹介

研究棟に入って最初に感じたことは、建物内は木材が目立つ洗練されたデザインとなっていること!今回は3つの角度から魅力を紹介していきます。

 

訪問させていただいたのは、佐藤浩之先生の研究室。研究室では、佐藤先生のゼミで経済学を学ぶ佐野琴美さんが、夏のオープンキャンパスで実施する模擬授業の準備を行うため、佐藤先生と打ち合わせをしていました。佐藤先生の研究室には、佐野さんをはじめ、他の学生さんもよく質問に来るとのこと。佐野さんは、「以前の研究室には足を踏み入れたことはありませんでした。今は、他の講義で学んだ内容について疑問を抱いたとき、佐藤先生の研究室に行き質問をします。マンツーマンで“経済学的な観点からみると、このような見解があるよ!”とアドバイスをもらうと、疑問に思っていたことに対して理解を深めることができるんです。」とのことでした。

研究室の壁にある本棚には、経済学の本が!佐藤先生に伺うと、研究室に置いてある本は最小限で、自宅にはもっとたくさんの本があるとのことでした。佐野さんも先生から興味のある本を借りて勉強をしているようです。

最後に、佐藤先生と佐野さんに「経済学とはどのような学問ですか?」と質問。

「経済学は、さまざまな事象を客観的に捉え、課題解決をすることに役立つ学問です。経済学の考え方は、定義づけを明確にしたうえで、仮定から結論を導くから、現実の課題が何かはっきりしてくるんです!」と佐野さん。「例えば、社会問題の一例としてゴミ問題の解決を考えてみましょう。朝のゴミ出しにおいて、個人を特定できるラベルを張るということをルールとして設けたときにどうなるか?ラベルを付けていない人がいると、誰がルールを守っていないか特定できてしまって、特定されてしまう人は“恥ずかしい”という気持ちになりますよね。ルールを決めることで、良い方向へ促す“インセンティブ理論”も経済学の考え方の一つなんですよ。」と佐藤先生。

大学生として身につけるべき、“考える力” を鍛えることができる経済学の考え方は興味深く話を聞くことができました。勉強でわからないことを質問できる研究室、ぜひ積極的に利用したいです。

 

 

 

研究棟には各先生の研究室前に「研究室ライブラリー」というコミュニケーションのきっかけになるよう、各先生独自の展示物を飾るスペースがあります。先生により特色がさまざま出て面白いのですが、一際目を引く「研究室ライブラリー」を発見!研究棟に入ってすぐ右手にある東本先生の「研究室ライブラリー」です。

東本先生の「研究室ライブラリー」には、“Flat Stanley Projectの体験レポートや写真などが多く展示されていました。コロナ禍で渡航が自由にできなかった時期に、東本ゼミでは、提携校であるUPB(University of Pittsburgh at Bradford)やアジア圏にある大学と、Stanley人形を使って交流を行ってきました。

Flat Stanley Projectとは自分の分身である紙人形を作り、それを世界各地の友人や知人に送ってその旅の記録を楽しむものです。さまざまなリクエストを送ったりして自分の代わりに見知らぬ土地を紙人形が旅行する疑似体験を楽しみ、その国の文化や暮らしについて興味を持つきっかけにもなれるプロジェクトです。実際に “Flat Stanley Projectを行った東本ゼミの岡本さん、下地さん、新倉さんに話を聞いてみると「そもそも紙人形がちゃんと海外に届いているのがすごいと思った!コロナの影響で留学が難しい状況だったけど、このプロジェクトをすることによって海外と交流できたのは東本ゼミの特徴でもあるので、すごくよかった」とのこと。

東本先生の「研究室ライブラリー」をきっかけに、どのような研究?活動を行っているのか興味が湧きました。また、先生との会話を通じて実際にそのプロジェクトに参加してみたいとも思いました。今回は東本先生の「研究室ライブラリー」をとりあげさせてもらいましたが、皆さんの好奇心をくすぐるさまざまな展示物があるので、ぜひ研究棟に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

研究棟の各階には、複数人で向き合ってコミュニケーションを取れるスペースが設置されています。今回は、3階、最上階のコミュニティスペースを利用して打ち合わせをしていた、西村先生とStudent Assistant(以下SA)の学生たちに、研究棟について話を聞いてみました!

Q1. 新しい研究棟ができて、どうですか?

<SA>
今までの研究棟は古い建物であったこともあり、ちょっと先生に質問に行きたいなというときなど、立ち入るのに抵抗がありました。新しい研究棟ができ、実際に入ってみるとは、とてもきれいで、木材のデザインが素敵だなと思いました。SAのミーティングのように、先生と打ち合わせをする際に研究棟を利用しています。

<西村先生>
建物全体が明るい雰囲気で、学生と話しやすい空間になったと思います。前よりも学生が来やすい環境になったのではないでしょうか。ゼミや打ち合わせなどでミーティングスペースが気軽に使用できるようになると、先生と学生がよりコミュニケーションを深められる場になると思います。

Q2. 研究棟の好きなところはどこですか?

<SA>
廊下や、エレベーター前に設置されている部屋の配置図が好きです。おしゃれなんです。部屋の並び順は何か規則性があるのかな?と思ったのですが、50音順のようですね(笑)あと、3階の左側の部屋は天気がいいと窓から富士山が見えるんです。上り下りが大変な丘の上に位置する大学なだけあって眺めがいいのはポイントです!

<西村先生>
木造で落ち着いた空間が良いですね。先ほどお話をしましたが、学生とコミュニケーションを深められる環境が非常に魅力的だと思います。

 

 

 

完成までの様子 ―タイムラプスムービー―

研究棟ができるまでの6ヶ月間(2022年10月~2023年3月)の建築の様子をご紹介します。

 

学生の皆さんへメッセージ

みなさん終始リラックスした状態でインタビューに臨んでくれました。研究棟は、原則学生のみでの立ち入りはできないのですが、もし研究棟に入ってみたい!打ち合わせをしたい!というときは、事前に先生に相談をしたうえで利用してくださいね!SA以外にもゼミナールでの打ち合わせなど、利用できる機会はたくさんあります。

 

【関連情報】

■8号館(研究棟)について詳細はこちら

問い合わせ先
中福在线_亿博体育app-下载|平台|官网 アドミッション?広報部
TEL:045-583-9043 / FAX:045-583-9053
Mail:yccpublic_r@shodai.ac.jp
発信部署
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TEL:045-583-9043 / FAX:045-583-9053
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